切る?切らない?二重整形施術の種類とメリットデメリットまとめ
切る?切らない?
多くの方が二重整形を初めて決断するうえで、一番迷う問題だと思います。
目の形やまぶたの脂肪の多さ、なりたい二重のイメージによっても、どの施術がピッタリなのかが変わってきますし、施術法が自分に合わなければせっかくの整形が失敗に終わってしまうかもしれません。
そこで、メスを入れて切るメリットデメリット、糸で止めるだけの施術のメリットデメリットについてそれぞれまとめてみましたので参考にしてみてくださいね。
埋没法と切開法の比較表
埋没法 | 切開法 | |
---|---|---|
施術法 | 切らずにまぶたに糸を通して縫い留める。 | 1〜2cm程度切開する。内部処理後、縫合する。 |
抜糸 | 基本的になし | 約1週間後に抜糸を行う |
施術時間 | 10〜20分 |
部分切開:30分程度 |
ダウンタイム(腫れ・内出血) | 翌日から2日目がピークで約1週間 | 2週間〜1か月 |
二重ラインの仕上がり | 1か月程度 |
部分切開:1〜3か月 |
洗顔 | 当日から | 48時間後から |
メイク | 直後もしくは翌日から | 1〜2週間後から |
シャワー | 当日もしくは翌日から | 翌日から(首から下) |
入浴 | 当日から | 1週間後から |
コンタクトレンズ | 48時間後から | 抜糸後(約1週間)から |
料金 | 約6,000円〜 | 約50,000円〜 |
傷跡 | ほとんどなし | 二重ラインに沿って若干 |
持続期間 | 個人差による | 半永久的 |
やり直し | 可能 | 不可 |
メリット | 痛みが少ない・傷が目立ちにくい・やり治せる | 理想のラインが作れる・脂肪が多いまぶたにも対応 |
デメリット |
・糸が緩む取れるリスク |
・やり直しがきかない |
通院 | 1回のみ | 1〜2回 |
リスク | 腫れ・痛み・内出血 | だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛、目がゴロゴロする、麻痺・鈍さ、しびれ、傷痕のもり上がり・凹み ・色素沈着 |
こんなかたにおすすめ |
・気軽に二重にしたい |
・腫れぼったさを無くしたい |
大体のイメージは湧いてきたでしょうか?ではそれぞれの施術法について詳しく見ていきたいと思います。
埋没法について
二重整形埋没法とは、メスを使わず、糸でまぶたを結ぶことで二重を作る方法です。埋没法には「瞼板法」と「挙筋法」があります。
瞼板法は、瞼板から皮膚側へ糸を結びつける施術法です。
挙筋法は、まぶたを持ち上げる眼瞼挙筋から皮膚側へ糸を結びつける施術法です。
クリニックの施術メニューによってどちらの技法を使っているか、糸を結ぶポイントの数(1点留め・2点留めなど)によっても仕上がりや持続の差が生まれます。
一般的に、切開法よりも取れやすいというのが欠点の埋没法。けれど、糸で止めているだけなので気に入らなかったらやり直しができるというメリットが最大の魅力です。
埋没法の失敗は?
埋没法の失敗というと、多い順に言うと「糸が取れてしまった・緩んできた」「思い通りの二重にならなかった」という意見が圧倒的です。どちらの失敗も言ってしまえばやり直しがきく失敗です。糸が緩んだり取れてしまった場合にはやり直し保証がついているクリニックもありますので、取れるのが心配な方は保証付きの埋没法を選ぶのもいいでしょう。
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失敗により失明したり、まぶたの傷が一生ついてしまったり、目が開かなくなったりといった恐ろしい失敗が極めて少ないのが、埋没法の特徴ともいえます。
施術後の腫れについて、内出血は?
とはいえ、施術後には少なくとも腫れは生じます。その腫れについては、個人差が大きいところもありますが、多いのは、当日より翌日が一番腫れてそのまま引いてくるというもの。まぶたがむくんだように腫れてしまうことと内出血や赤みが出るのもこの時期です。その後1週間ほどは二重のラインが定着しないむくんだような状態が続きます。糸の結び目部分も内出血のような跡がついている状態なので、メイクでごまかす工夫と、眼鏡やサングラスを併用する期間が必要です。
腫れは次第に引いてくるとともに、二重の完全ラインが見えてくるので楽しみを待つ期間と考えるとそれほど心配にはならないと思います。1か月は半端な二重のラインが続く方もいます。けれど、日に日に見比べていくときれいな二重ラインが形成されていくのでじっくり待つことも大事です。
(30代女性)ゴロゴロ感はありませんが触ると痛みます。腫れは全体的ではなく、ぽつぽつと点々のように赤くなっています。
(20代女性)施術中に力むと、内出血が出やすいといわれたので、なるべく力を抜いて受けました。ので、1日目の夜ですが、内出血がほとんどありません。痛みもありません。
(20代女性)ツンとひきつるような痛みが3日くらい続きました。
ダウンタイム中は?仕事や学校との兼ね合い
術後の経過について触れましたが、埋没法の場合は早くて3日ほどでほとんど違和感なく腫れと赤みが引いてきます。ダウンタイム中はまぶたのメイクは負担がかからない程度にとどめると炎症を起こすこともないでしょう。また、むやみに触ったり押したりしない方が良いです。
埋没法は腫れが引くのが早いため、ダウンタイムのリスクがないことも人気の理由ですね。
埋没法の二重整形、取れる確率は?
せっかく埋没の整形をしたのに取れてしまう場合があります。確率は言い切れませんが、半年持たずに取れてしまう方もいれば、10年以上も継続して取れないままの方もいます。
原因は一概には言えませんが、施術の甘さやまぶたの脂肪の量にもよるようです。
埋没法が取れたかな?って気づくもの?
糸が切れてプチンというよりは、以下のような場合が埋没が取れるSOSサインです。
・二重の食い込みが弱くなってきた
・二重のラインが薄くなってきた
・二重のラインが決まらない
・三重になる
・まぶたがくぼむ・落ち込み
まぶたを支えている糸のテンションが緩んでしまったことで、きれいな二重ラインが保てなくなってきます。こうなったら施術してもらったクリニックに再施術を頼むことも覚悟しておきましょう。
保証付きのクリニックなら、こういった場合も無料で治してもらえるので安心ですね。
保証付きなら湘南美容クリニック
埋没法を長持ちさせるコツ
では、埋没法を長持ちさせるためにはどういったことに気を付ければ良いのでしょうか?
・メイク落としの際にまぶたは優しく
・花粉症やアレルギー症状が出て目がかゆくてもこすり過ぎない
このような普段の心がけで、埋没法は長持ちさせられるので気を付けてみてくださいね。
ちなみに、取れかけたままの二重を無理にアイプチで蘇らす行為は、余計に糸を緩める効果となってしまうので気になったら早めにクリニックに向かいましょう。
埋没法を受けた方の口コミ
10年以上アイプチやってきて、さすがに楽したいと思って埋没したら劇的きれいなラインが手に入った。
二重幅が左右対称でないことに悩んでいました。施術1週間で腫れも引いて、完全に左右対称になりました。埋没やったとわからないくらい、自然な仕上がりで満足です。
自分のなりたいイメージがあまり伝わらず、パッとしない二重になってしまいました。もっと幅を広くしたかったです。こういう二重はやめてほしいとか、嫌だと思う二重についてもカウンセリングで伝えた方がいいと思いました。
まつエクはいつから可能?
埋没法なら1週間後から可能です。もし、付いたままの場合もなるべく取れないように配慮してくれるようですよ。
埋没法の値段相場は?
こちらのページに全国の主要クリニックの埋没法料金リストが載っていますので参考にしてみてくださいね。
埋没法よくある質問Q&A
ただし、施術方法(糸の通し方)によってうまく抜ける場合と抜けない場合があります。
例えば、結膜に糸を通さず作る埋没法なら確実に戻せます。最近の埋没法の主流です。
一方、結膜に糸を通して二重のラインを作る埋没法の場合、糸を切っただけでは糸が抜けないこともあるので、施術を受ける前の段階で、施術法についてはよく説明を聞いておくことが肝心です。
まぶたの脂肪の付き方や、急な体重の増減、加齢によるまぶたのたるみなども影響することもあります。
最近では取れにくい埋没法が各クリニックで提案されています。取れてしまっても再度埋没法を受ければ再び二重ラインが取り戻せます。
さらに、最新の埋没法による二重まぶた手術ならば、まぶたの中で一番痛みに敏感な結膜(まぶたの裏側の血管が多く集まっている赤いねん膜)にまったくキズをつけない手術法なので、従来の結膜にキズをつける埋没法による手術に比べると、より痛みもなく安全です。
より安心して受けるためには、埋没法の施術実績の多いクリニックを選ぶことです。
なぜなら、たまにしか埋没法施術を行わない医師だと麻酔の技術力が低いために、余計な痛みが出たり麻酔が完全に聞いていない状態で施術してしまうとやはり痛みが出ることがあります。
大手クリニックの施術件数が多いところでは、一日10件ほど施術することもあるそうです。
二重のラインの幅を狭くしたいのですが。
ただし、まぶたの粘膜を点止めで形成する施術法の場合、糸を抜くことができない場合もあります。
切開法について
二重整形の切開法はメスを入れて二重のラインをくっきりと作る方法です。切開法の中には「全切開法」と「部分切開法」があります。
切開することでまぶたの中の脂肪も取ることができるので、まぶたに脂肪が多い方にも二重がきれいにできるというメリットがあります。全切開と部分切開ではダウンタイムの長さが違うので、あまり腫れたくないという方は部分切開を選ぶ方が良いでしょう。
部分切開法とは?
まぶたに2センチ以下の範囲をメスで切開する方法です。部分切開や小切開といった名称で呼ばれています。
メリット
・埋没法よりもラインの持ちがよい
・くっきりとした二重ラインが作れる
・全切開法よりも腫れが少ない
・傷跡が目立ちにくい
デメリット
・やり直しがきかない
・脂肪が多いタイプのまぶたは脂肪取りの必要あり
・ガタガタしたラインになることも
埋没法と同じく、部分切開法では脂肪の多いタイプのまぶたの整形では、まぶたの脂肪を取ってから施術することですっきりとしたきれいなラインが作れるので、一度相談してみるとよいでしょう。
全切開法とは?
全切開法は目頭から目尻にかけて切開する方法です。
メリット
・一生二重ラインが保てる
・なりたいデザインの二重ラインが叶う
デメリット
・元に戻せない
・ダウンタイムが約1か月と長い
・完成形になるのは3か月から半年後
思い通りのデザインが叶う全切開法ですが、ダウンたいもの覚悟が必要です。最近では、内出血が極力出ないように開発された電波メスを使って腫れを抑えてくれる施術法もあります。
湘南美容外科のMD切開法が有名です。
また、麻酔時に使う針をマイクロカニューレという、針先が丸い針を使用し、内出血を抑えたり、縫合に透明な糸を使って施術直後から糸が目立ちにくい方法もあります。
二重切開法のダウンタイムが心配です…
二重切開法を受けたいけれど、一番気になるのがダウンタイムという方が多いです。
切開法の場合は、必ずといっていいほど腫れや出血が起こります。これらを避けられない点、よく理解したうえで休みは取れるのか確認した方がよさそうです。
プチ整形の二重埋没法と明らかな違いはここにあります。
ダウンタイムは施術後1?2週間で二重のラインが落ち着付いていきます。その後、腫れが完全に落ち着くのは約1か月かかります。
部分切開法では約1か月でほぼ二重ラインは完成が見えますが、全切開法では完全に二重ラインが完成するのは3か月から半年かかるので、気長に待てる方におすすめです。
術後はどれくらい痛むの?
手術前に目薬タイプの麻酔を入れて、麻酔クリームをまぶたに塗ります。10分程経ったら、二重ラインを記して、まぶた部分を消毒して局所麻酔の注射を打つというのが一般的な流れ。手術中は麻酔が効いているので痛みを感じることはほとんどありません。
麻酔が切れてからの痛みは、痛み止めを処方してもらえるので飲んで抑えましょう。
施術中の痛みはあまりなくても、その後の痛みとの戦いがあるようです。特に、麻酔駅を入れたことによるまぶたのふくらみと、内出血の腫れが重なって、まぶたが閉じにくくなってしまいます。
そうすると、眼球が乾燥しがちで、涙が止まらないことも…体験者はこんな痛みが。
(20代女性) 一日経過して、痛みが強くなってきました。涙が出続けて目が閉じずらいです。
(30代女性) 3日目ですが、まだ痛みがあります。目が突っ張った感じは引いてきましたが、くしゃみするなど力が入ると痛みます。
(20代女性)シャワーを浴びて血行が良くなってしまったせいか、腫れや痛みが出ます。寝るときは枕を高くして冷やすなどして乗り切りたいです。
術後の過ごし方によっても痛みや腫れを軽減できるので、先生から説明をよく聞いておくことが肝心ですね。
切開法のメリットは?
・半永久的に二重ラインが続く
・平行二重などあらゆるデザインが可能
・まぶた脂肪取りを行えば、どんなまぶたでもなりたい二重が作れる
切開法のデメリットは?
・やり直しがきかない
・ダウンタイムが長い
・埋没法に比べて料金が高い
・抜糸の必要がある
・施術時間が長い
切開法の傷跡はどれくらい?
術後は赤くはれて一体どうなってしまうの?と心配になる方も多いはず。けれど、1か月、3か月、半年と経過すると二重のラインに沿ってできた傷跡はほとんど見えなくなります。もともとまぶたは薄い皮膚なので傷跡は目立ちにくいです。お化粧するとほとんどわかりません。むしろ、アイテープを貼っている方が目立ってしまいます。
ただし、施術に慣れたドクターに施術してもらうことが前提です。
切開法の値段が安いクリニックは?
平均相場は10万円からというクリニックが大半です。なかでも、安くておすすめなのは品川美容外科です。切開法はSBC会員価格で4万円台から可能です。お薬代やカウンセリング代、1年間保証制度付きでこの値段は最安値クラスといえます。
失敗したら?
切開法の失敗はやり直しがきかない点、とても深刻です。ラインが思い通りにならなかったということにならないためにもきちんと実績のある名医に診てもらうことが安全の第一歩です。
切開法が上手いおすすめクリニックの探し方
やはり、大手クリニックは毎日の来院数も多く、二重整形を行う方の数も大勢いらっしゃいます。そういった、施術件数の多いクリニックがやはり安心できるといえます。
二重はなんといっても、バランスが肝心です。なりたいっ二重の希望と、なりたい二重になるためのピッタリの施術法、あなたの顔が一番美しく見える二重幅など、経験豊富な医師に診てもらうと、自分が考えなかった部分まできめ細かくサポートしてもらえます。様々な角度から、あなたに合った方法を選択できるメリットがあります。
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まとめ
埋没法と切開法の違いについてザックリとわかっていただけたでしょうか?あとは、お目当てのクリニックの無料カウンセリングを予約してみて、詳しい説明を聞いてみてくださいね。一度、自分のまぶたの状況を専門のカウンセラーや医師に診てもらうことで、きれい二重を作る近道になりますよ。